収納の「棚板」活用できてる?スッキリ収納の秘訣
実際に伺ったお客さまのお宅での事例もご紹介していきましょう。
お客さま事例1:雪崩がおきる洗面収納
洗面収納に入れたタオルがどうしても雪崩れてしまうというお客さま。
そもそもタオルの量を見直す必要もありましたが、こちらの収納は棚板の間隔が広く、低いものを入れると空間が空いてしまうのでついつい積み重ねがちでした。これだと下のものはほぼ取れない状態。
そこでご提案した内容は、ズバリ棚板を増やすこと!
棚板って増やせるの? と思われるかもしれませんが、ホームセンターで簡単に手に入ります。また最近では通販サイトでも棚板オーダーカット(しかも化粧板)してくれるところもありますよ。
こちらのお客さまはホームセンターで購入されたので、無垢材です。ヤスリがけしたり、色を塗ったりすると棚に馴染んでさらに良いかもしれませんね。
ちなみに、棚受けの金具もホームセンターに金具を持っていくと同じのが探せます。
棚板が増えたところで収納のBEFORE→AFTERです。いかがでしょうか。
一見すると微妙な差ではあるのですが、棚間隔を狭めることで格段に取り出しやすくなっています。
たとえば、棚の左側上から2段目あたりを見比べてみてください。以前はケースを2段重ねして、さらに上からものが乗せられていた場所。ケースを1段使いに変更したので、マスクや薬類が取り出しやすくなりました!
お客さま事例2:ソファに塞がれていた棚
入居の決め手になったはずのオープン棚。うまく活用できないとお悩みだったお客さま。実は、ソファが棚前に置かれていて、棚のものが取りにくい状態でした。
そこでソファは移動させることにし、ソファ裏に隠れていた防災グッズは玄関へ移動しました。
均等に棚板が揃った状態も整然としてきれいなのですが、オープン棚も飾るものや本の高さに合わせて調整することが大切です。
下段を小さなお子様のおもちゃ置き場にしてもらうことにしました。背の高いおもちゃや雑誌の高さに合わせて棚板を調整することで、すっきり出し入れしやすいオープン棚の出来上がり。
やはりこちらも入居後2年間、棚板を動かしていなかったそうです。何年も棚板を動かさないと、金具が固くなって外しにくくなることもあるので、ぜひ早めに動かしてみてくださいね。
他にも洗面の鏡裏も可動棚が多いです。化粧水ボトルなどが置けない! と悩む前に動かせないかチェックしてみてください。動かせると気づいていない方、本当に多いんです!(笑)
いかがでしたでしょうか?
「収納するもの」に合わせて棚板の高さを変えて、使いやすい収納作りにチェンジしてみてくださいね。年末の大掃除ついでにチャレンジしてみるのはいかがですか?