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中古物件フルリノベ、私はこうしました

リノベーションまでの道

 今回は物件を決めた後に家が完成するまでのリノベーションの道のりをご紹介したいと思います。

リノベーション

 

購入を決める前にしたこと

その1:工務店の見積もりをもらう

 後述で詳しく紹介していますが、物件探しをしながら同時に工事を請け負っていただく業者探しをしました。工務店と建築事務所をそれぞれ別の知人に紹介してもらい、この2社で検討していました。

 候補物件が出てきた時点でその2社にも一緒に内見してもらって、設備など全部入れ替えたらいくらかかるのか概算見積もりを依頼しました(2社に頼んだので、内見も2回しました)。

 これは結構異例かもしれませんが、ローンの予算が決まっていたのでそれを超えないかどうかを確かめる必要があったのです。 結果、物件価格+工事費を合わせてなんとか予算内になるとわかりました。

その2:図面を起こす

 ショップのディスプレイという職業柄かもしれませんが、不動産屋さんからいただいた間取り図の上に希望の間取りを書き足した図を見せて、工務店さんに正式な図面を起こしていただきました。

図面
左が私の作成した図面、右が工務店さんの書いてくれた最終図面。

 この2点を実施確認した上で、不動産屋さんとの契約を交わしました。

 

施工業者の決め方

 我が家のリノベーション施工はリノベーション会社や建築事務所を通さず、工務店さんと直接やり取り完成させました。

 某リノベーション会社や建築事務所にも相談したのですが、やはり気になったのは手数料の高さ。手数料分でキッチンがグレードアップできるんじゃないかという価格です(笑)。

 大事なのは比較してみること。

 我が家も工務店と建築事務所の合計2社に見積もりと図面製作を依頼。2社で検討することにしました。

 工事の金額はどちらも同じくらいで出てきたのですが、建築事務所のほうは別途デザイン料が10%掛かるとのこと。なかなか痛い出費です。

 また理想のリノベーションプラン(やりたいイメージ)が具体的すぎたので、デザイナーは自分でもいいかも? と思い始めました。

インテリアイメージ
Pinterestなどで海外のインテリアが豊富に探せますので、ここからイメージを膨らませました。

 もう一つの決め手は、私の希望通りの間取りにできそうと言ってくれたのが、工務店だったからです。建築事務所はトイレの位置などが希望の間取りはできないとの事。

 しかも工務店のほうが、設計から施工期間のスケジュールも短く、早く引っ越せるとわかりました。それなら二重家賃(当時住んでいた賃貸とローン返済)の期間が短くなります。これも決め手でした。

 不動産屋さんがたまたま紹介してくれた工務店でしたが、仕事が早くトン拍子に進む予感がして、やりたいイメージもすぐ掴んでくれたのも大きな理由です。

 もちろん、建築家にお願いするメリットも大いにあると思いますが、マンションの狭い空間でやれることは限られているし、自分でデザインしてしまおう! となりました。

 今でも「建築家に頼んでいたら、自分では思いつかないアイディアが出ていたのかも?」と時々考えてしまうこともあります。でも自分で考え抜いてデザインした家なので、こうやって皆さんに自分の言葉で家のことを伝えることができたのかなと思います。

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監修メディアRE