パリでの暮らしで垣間見た、フランス人の生活
豪華で驚いた、パリジェンヌのお宅
ある日住んでいたアパルトマンの管理人さんに呼び止められて「とにかく、下の階の住人を訪ねて」と言われました。
訪ねてみると、マダムが現れて、「あなたの階から水が漏れてるみたいなの。入って見てみて」と。その時はじめて下の階のお宅に入ったのですが、家の豪華さに驚きました!
私の住んでいた最上階は元女中部屋とあって、1フロアに6部屋ほどありました。しかし下の階は全て1フロア2部屋しかなく、とても広かったんです。
50~60代と思われるマダムは、いかにもパリジェンヌという雰囲気。部屋はきれいに改装されており、古いアパルトマンとのギャップにびっくりしました。
またインテリアはとても豪華で、ペルシャ絨毯に猫脚の家具、暖炉もあるみたいな感じ。パリジェンヌはシンプルで可愛らしいインテリアが好きなのかと思っていたので、その豪華さに圧倒されました。
パリジェンヌの家にお邪魔したのはこの1回限りでしたが、パリ在住歴の長い日本人のお宅には何軒か行きました。あとは、駐在員が住んでいる高級アパルトマンにも。どこの家も古いけれど、中はきれいに手入れされていました。