狭い家でもインテリアを諦めない工夫
統一感のある部屋をつくるコツは何だろう?
前回のコラムで我が家の収納を紹介した際に、「インテリアを楽しむには、整理収納も大事」とお話させていただきました。
インテリアというと「室内装飾」全てをさしますが、今回は家具選びをメインにお話させていただきます。
今の家に引っ越した際に、前の家から持ち込んだ家具はつぎのものです
- 北欧ヴィンテージ家具のダイニングセット(イルマリ・タピオヴァーラ)
- 学生時代から大事に愛用しているデザイナーズチェア(フィリップ・スタルク)
- 新婚当初に北欧展で購入したスツール(アルテック)
- 自分たち用セミダブル・お客様用シングルベッド各1台(無印良品)※後にスモールサイズ2台に買い替えました
それまで使用していたソファ、カフェテーブル、キッチンシェルフは家のインテリアに合わないので、友人へ譲ることにしました。
そして、引っ越し後に買い足した家具がこちら。
- オールレザーのソファ(アクタス)
- キッチンカウンターシェルフ(楽天市場)
- 食器棚兼カウンター(オーダーメイド)
- キッズチェア(ストッケ)
- スタッキングシェルフ(無印良品)
- コーヒーテーブル(無印良品)
- キッズローチェア(カトージ)
購入経緯は後ほどご紹介します。
家の主役になる家具
中古物件をフルリノベーションした我が家には、リノベーションをすることになるきっかけになった家具があります。
それは、北欧ヴィンテージ家具のダイニングセット(イルマリタピオヴァーラ)です。
友人はリノベーションの先輩で素敵なお宅に住んでいて、抜群のセンスの持ち主。愛用していたこのダイニングセットを手放すと聞き、これはチャンスと譲り受けました。
ただ購入したのは良かったのですが、以前住んでいた賃貸マンションで使ってみたところ、なんだか部屋の雰囲気には馴染まないような……。壁や床などの色ともマッチしないし……。
まあ、北欧風の優しい雰囲気の中に無骨なヴィンテージのテーブルが鎮座しているわけですから、無理もないことでした。
そうしているうちに、ふつふつとある思いが湧き出てきました。
「もっとこのダイニングセットに合う家に住みたい! そうだ、リノベーションしよう!」
その後トントン拍子で物件探しからリノベーションまでを行うことになりました。
工務店さんに間取りの図面を引いてもらう時も、このテーブルのサイズを伝えて書き込んでいただき、照明の位置も決めたほど。
リノベーションするにあたり、壁紙・床材・キッチンのタイルなど細かいパーツに至るまで全て自分で選んだのですが、全ての基準はこのダイニングセット。
ダイニングセットに合う床材を選んだり、壁やドアの色を決めたりしました。
またテーブルや椅子の脚と同じように黒をアクセントカラーとして決めて、その後買い足した雑貨などは全て黒です。
主役(基準)になる家具があれば、その他のインテリアを買い足す際の軸になります。私も今のところ、ぶれずにやってます。