見せる収納・ディスプレイのコツ
今回は、我が家のお部屋のディスプレイについて紹介します。
私は15年アパレルでディスプレイの仕事をしていました。
現役で働いていた当時は、お洋服同様にディスプレイにも流行りがあるので、PintarestやInstagram、実際に競合店のディスプレイをチェックする日々。
新卒で入社した、(株)ユニクロで勤務していた時は、VMDと呼ばれる職種で、マネキンのコーディネイト、店頭の商品の見せ方を中心にした仕事していました。その時は洋服の見せ方を中心に競合店を見ていました。
その次に転職した、(株)サザビーリーグ エストネーションカンパニーでは、VPと呼ばれる職種に転向。そこではウィンドウ装飾、店内装飾、什器製作などを行っていたので、インテリアショップや海外インテリアをチェックするように。その影響もあり、自分の家のインテリアも気にするようになりました。
その影響か当時築45年超のヴィンテージマンションをフルリノベーションした際も、あまり収納場所は作りませんでした。代わりに見せる収納を多めにしてディスプレイ兼収納にしています。
なので、見せて収納するものはデザインの良いもの選ぶようにしています。
デザインが良いもの=お気に入りのものなので、日常生活していて目にするたびに気分も上がります。
では詳しく、どのように見せる収納をしているかご紹介したいと思います。
キッチンをおしゃれに
上段は布巾やエプロン、紅茶のストックなどをカゴに入れています。その上からお気に入りのファブリックを掛けるとゴチャつきや、埃を防げます。
私は背が低いので、キッチン上に吊り戸棚を作ったとしても絶対に使いこなせないと判断。また狭い家なので、少しでも圧迫感を減らしたくてオープンな空間にしました。
結果、普段使いの道具もディスプレイとして見せることができるようになり、カフェの様なお気に入りのキッチンに仕上がりました。
キッズコーナーもスッキリ
基本的におもちゃの量は、このシェルフに収まる範囲にとどめたいと思っています(若干、溢れていますが……)。そして、統一の蓋つきケースに収納しています。
また、出しておいても可愛い木製のおもちゃをメインに購入したり、お祝いにリクエストしています。
プラスチック系のおもちゃは増やしたくはないのですが、通信教育で毎月増えていきます。
派手な色の露出を抑える意味もありますが、子供も使いやすいように同じシリーズごとに収納ケースや巾着にまとめています。
棚には収納ケースはもちろん、抜け感を出すためにディスプレイするようにおもちゃを置いています。
このディスプレイは子供にとっても取り出しやすいようで、自分で取って遊び、使った後は同じ場所に戻してくれます。
お気に入りのおもちゃが見えて嬉しいのかもしれません。
置くコツはたくさん置き過ぎないこと。空間を持たせてゆったり置くのが理想です。
と言いつつもどんどん増え続けるおもちゃ。できるだけ三角構成(背の高いものを中央に三角になるようものをレイアウトすること)などを心がけてごちゃつかないように工夫をします。
棚も左右対称に収納ケースを入れると、バランス良く見えます。