もうイライラしない!子どもの片付け考え方と仕組み作りのコツ
大人も簡単に片づけられる仕組み作り4つのポイント
子どもにばかり片づけなさい! と言っていませんか?
大人も面倒だと思う片づけを子どもがやるわけがないなといつも感じます。整理収納のプロの私でさえも、面倒だと思う日があるのです。
だから、簡単に片づけられる仕組み作りが大切になります。いっぱい散らかしても、以下のポイントを抑えていれば大体平均10分以内できれいになります。
1:子どもも大人も管理できる量にする
絵本を何冊(どんなタイトル)持っているか、おもちゃは何種類あるか、何を持っているかを思い出せる量が、個人の管理できる量です。
おもちゃの収納に限らず、人にはそれぞれモノを管理できるキャパシティがあります。
写真は我が家ですが、私がモノの管理が得意ですのでこれは少し多めかもしれません。個人に合わせて、おもちゃ(モノ)の量を調整しましょう。
ご存じの通り小さい子どもにはモノを管理する能力はありません。大人がしっかり管理してあげてくださいね。
目に見える場所に置くおもちゃの量を減らすのも有効です。
2:どこに何を入れるか決める
収納する場所決めも大事です。ぬいぐるみは大きいカゴに、細かいブロックは小さい箱に入れるなど、おもちゃにもお家(住所)を決めてあげましょう。
場所が決まったら、家族で共有したり、絵を描いてラベリングしたりするのも一つの手です。
3:1つのボックスには1つのジャンル
基本的に1つのボックスには、同じジャンルのモノを入れるようにしましょう。
たとえば音の鳴るもの、プラスチックのおもちゃ、ぬいぐるみなど。おままごと道具も具材・食器・鍋類などに分けて入れると片づけも楽ちん。
分類できないものがある場合は、なんでもボックスを作るといいですよ。
4:重ねない、開けにくいフタを付けない
一番ラクな片づけ方法はズバリ「投げ込むだけ」。
棚と収納用品の間に隙間があれば、ぽいっと上から入れるだけでストレス軽減です。
フタと本体を組み合わせると重なる収納グッズもありますが、あえて重ねずに使うことをオススメします。アクション数が増えるとお片づけのレベルも上がってしまいます。
あくまでシンプルに。
しまいこまず、見せる収納で棚に置くのも簡単でオススメです。
あたたかい目で見守る気持ちが大事
子どもの成長には個人差があります。親が子どもを信じてあたたかく見守ることでお片づけの気持ちも徐々に芽生えてくると思います。
私もついつい怒ってしまいそうになる日もありますが、グッとこらえて「一緒にやろう!」「ママはこっち片づけるから、◯◯はそっち片づけよう!」など声かけをしてみましょう。
また、先ほどのポイントを押さえたおもちゃ収納の仕組み作りをすれば、これだけ散らかっても10分以内で片づくと思えるので、イライラも軽減されます。
我が家の散らかり放題だったこの部屋もパパと一緒にお片づけ。
この通り元通り。
実は上の写真はスマートフォンのタイムラプスというビデオ機能で撮った動画のスクリーンショット。タイムラプスを使ってお片づけの様子を撮影して見返すと楽しいですよ。
親の姿を見て子どもは育ちます。イライラせず、楽しくお片づけする姿を見せて、子どもと一緒にお片づけを通して親子のコミュニケーションを育んでいきましょう。