収納の「棚板」活用できてる?スッキリ収納の秘訣
棚板、活用していますか?
突然ですが、お宅にある収納の「棚板」を動かしたことってありますか?
ほとんどの家の収納の棚板は、可動式でとても使いやすくなっています。
たとえば、靴箱・洗面収納・クローゼットなど。収納の両脇に穴が空いていて、何か金具がついている場合、そこの棚板は動かすことが可能なのです。
そんなの当たり前でしょ? と思われる方もいらっしゃるとは思います。ですが、整理収納サービスでお伺いする家の90%以上の方は引っ越してから棚板を動かしたことがないのです(能登屋 英里調べ)。可動することに気づいていない方までいらっしゃいます。
私はアパレルで店舗ディスプレイをしていたので、商品の丈に合わせて棚板を調整するのが当たり前でした。
「収納するものの高さ」に合わせて棚板の高さも調整すると驚くほど使いやすくなるのです。これから実例を用いながら紹介していきます。
これを読めば、あなたもすぐに家の棚板の高さを変えたくなってしまうかも?
我が家の事例
子どもの成長に合わせて変える靴棚
靴棚・ウォークインクローゼットは、棚柱を用いた可動棚を使っています。これはよくお店で使われるタイプの金具です。
娘の靴用は棚間隔を狭く(一番下の段)、ブーツなど高さのある靴は少し広めに(中段)と、高さに応じて調整しています。
娘が小さい頃は最下段にベビーカーを収納していたこともあります。
今ではベビーカーの代わりに折り畳み自転車を収納して、棚板を1枚足して子どもの靴も置けるようになりました。
柔軟に変化するウォークインクローゼット
大きなスーツケースや季節家電の収納にお困りではありませんか? そんな時に便利なのもやはり可動棚収納です。
我が家のクローゼットもオール可動棚。1番奥の下段にスーツケースのサイズに合わせて、収納場所を確保できました。実は、さらに奥にはオイルヒーターも収納されています。
デッドスペースになりがちなコーナーも可動棚にして、収納グッズに高さを合わせています。これなら置くものが変わっても調整が簡単なので、気軽に使えます。
ハンギングバーも動かせるようにしたので、子どもの手の届く位置に移動させて、ミニクローゼットも最近作りました。娘は喜んでここから洋服を選んで着替えます。