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ニューヨーク

海外での一人暮らし【NY編】

30歳手前での渡米

 私は、およそ13年前、ニューヨークとパリに住んでいました。それぞれ1年ほどの短い期間ではありましたが、この2年間は今の生活や価値観に大きく影響を与えています。

 今回は、ニューヨークでの暮らしについてお話させていただきます。

ブルックリン
ブルックリンとマンハッタンを結ぶ「ブルックリンブリッジ」

 私が渡米を決めたのは、社会人生活が丸6年過ぎた28歳の時。そう、20代後半(アラサーですね)という遅咲きでの海外留学デビューでした。

空港
成田空港にて。しばらく日本に帰らないと思うと、空港がいつもの旅行とは違う空間に感じました

 大学を卒業してから留学するまでの6年間は、某アパレル企業で働いていました。

 本部のディスプレイチームに所属し、がむしゃらに働く日々を送っていたところ……ニューヨーク1号店立ち上げに携わることに! これが初めての海外出張でした。

 ニューヨークはディスプレイの本場です。ニューヨークチームのほうが日本チームよりも実力があります。英語も上手く話せず、出張では色んなことにコンプレックスを感じました。

(一緒に出張へ行く予定だった英語のできる同僚が急遽行けなくなったので、余計に肩身が狭かった……笑)

 一方で、ニューヨークの街並みにはすっかり魅了されました。

 どこのお店もディスプレイに力を入れていることが一目でわかり、とても刺激を受けました。この出張をきっかけに、海外留学したいという気持ちがじわじわわいてきました。

 しかし、勤めていた会社は海外進出はしているものの、当時は英語留学させてくれる制度がなく、自力で行くしかありませんでした(この数年後に英語留学の制度ができたようです)。

 私はこの時思い切って退社し、渡米することにしました。

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ポートレート写真

 

能登屋 英里(のとや えいり)

 

  • 整理収納アドバイザー
  • 住宅収納スペシャリスト
  • インテリアリノベーションアドバイザー

15年のアパレルディスプレイで培ったバランス感覚と、整理収納のプロとしての知識で、実用 × おしゃれな収納を実現。クール、スタイリッシュな空間づくりを得意とする。

個人宅の整理収納・インテリアアドバイスを始め、リノベーションコンサルやメディア執筆など、幅広く活動中。

 

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