フィンランドで出会った理想の家とインテリア
フィンランドで運命的な出会いが
旅行の前、フィンランドについて調べていくうちに、気になるデザイナーを発見。それが、「Alvar Aalto(アルヴァ・アアルト)」でした。
シンプルで洗練されているAlvar Aaltoのデザインに、私は一気に魅了されました。彼の「すべての人の暮らしに良いデザインを」というコンセプトにも共感しました。
さらに調べていると、Alvar Aaltoの生家とアトリエを回るツアーがあることを知り、申し込みました。
Alvar Aaltoのアトリエまでは、トラムとバスを乗り継いで行きました。道中、かなりワクワクしていたことを思い出します。
生家、アトリエともに、どこを見ても私好みのテイストで、どんどん魅せられていきました。一人だったので、おとなしくガイドさんの話を聞いていましたが、内心ワクワクドキドキが止まりませんでした(笑)。
こちらは、アトリエの写真。高さを生かした空間使いが素敵でした。
生家のインテリアは特に好みで、写真を撮りまくりました。
そして、これこそが私の理想とする建築やインテリアだと確信したのです。それまでも、ニューヨークやパリに住んでいて、それぞれ現地のインテリアのテイストは好きでしたし、楽しんでいました。
しかし、それまで自分が好きだと思っていたインテリアのテイストがAlvar Aaltoに出会ったことで覆されたと言ってもいいほど、これをきっかけにインテリアの趣味の方向性が変わりました。
滞在したホテルも素敵でした
フィンランド滞在中のお話しをもう少し。
旅行中に滞在したホテルもAlvar Aaltoが設立した家具ブランド「Artek」を置いてあるところを選びました。実際に、ソファに座ったり、製品に触れることができたのも貴重な経験でした。
ロビーやレストランのインテリアも全部「Artek」なんて、贅沢すぎます!
もちろん、「Artek」のお店にも足を運びました。どれも素敵で、家具を買って日本に持って帰りたいと思ったほどです(さすがに無理でしたが)。
余談ですが、日本で結婚して初めて手に入れた「Artek」の製品はこちら。
フィンランド展で販売されていました。当時の限定品の「Stool60」です。
布張りのタイプのスツールは、なかなか珍しいようです。同じファブリックのクッションカバーも愛用中です。