年末に整理すべき場所3つ
整理・収納・片付けの違い
あっという間に今年も終わりですね。年末に片付けをやるぞ! と意気込んでいる方も多いはず。
そこで今回は、ここだけ押させておけばOKという整理術をお伝えします。
そもそも整理、収納、片付けという言葉がありますが、それぞれに意味が違うのはご存じですか?
- 整理:必要・不必要に仕分けること
- 収納:必要になったものの定位置を決めて収めること
- 片付け:ものを元の場所に戻すこと
片付けても片付かない方の多くは、そもそも整理ができていないのが原因です。
年末は片付けを一生懸命するのではなく、整理をしてみませんか?
年末に整理すべき場所のおすすめはこちらの3カ所。
- パントリー(食品)・冷蔵庫
- おもちゃ
- タオル
順を追って説明しましょう。
パントリー(食品)・冷蔵庫の整理
年末年始は何かと食品を購入する時期です。新年を迎える前に食品の整理をしませんか。
ステップはシンプル簡単! 賞味期限が近づいていたり、切れたりしている食品を取り除くだけ。
期限が切れていても消費期限内なら問題ありません。消費期限内や賞味期限ギリギリの食品を「すぐ食べるBOX」などを作って入れます。お子さんや家族が冬休みに入ったら、お昼ご飯などに使うのも手。
ちなみに、定期的に食品を見直す癖をつけるようにすると、期限内に食べ切れない食品の傾向が見えてきます。
いくら長期保存できる食品でも好みでなかったり、調理のアイデアが浮かばなかったり。人やご家庭によって向き不向きの食品があります。
例えば我が家の場合、カレー以外のレトルトはあまり使わないことがわかりました。一見便利そうな中華料理などの簡単◯◯ソースよりも、家にある調味料を自分で調合して作る方が私は好きなんですね。
好みに加えて、だんだんと持つべき量も把握できてきます。いざという時のためにも普段から傾向をつかんでおくことが有効です。
おもちゃの整理
もうすぐクリスマス。ご家庭によりクリスマスプレゼントの量などはさまざまですが、確実におもちゃが増える時期。また我が家では、娘の誕生日が1月なので一気に増えるのです。
新しいおもちゃが来たら、新しいおもちゃでばかり遊ぶのは目に見えています。
そこでクリスマスが来る前に、子どもが「よく遊んでいる・あまり遊んでいない」おもちゃを観察してみてください。遊んでいないなというおもちゃは、捨てる前に2軍ボックス(置き場)を確保して移動します。
捨てずにワンクッション置くことで、子どもから「あれ? あのおもちゃはどこにいったの?」と言われてもすぐに出してこられるので安心です。
明らかに「捨ててもいいだろう」と思うおもちゃも、子どもに確認してから処分するようにしましょう。
なぜかというと、勝手に捨てられたというマイナスのイメージがついてしまい、余計に捨てられない性格になってしまうからです。
自分で「要るか要らないか」を判断していくことで、将来的にも判断力が身に付きます。
我が家では年少さんくらいから、子どもに取捨選択をさせています。冬休みに入ったらお子さんと一緒におもちゃの整理をしてもいいですね。